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初盆(新盆)の準備と進め方|時期・服装・お供え・お布施の相場を葬儀社が解説

ご葬儀の豆知識

初盆(新盆)の準備と進め方|時期・服装・お供え・お布施の相場を葬儀社が解説

2026年07月30日

大切な方を亡くして初めて迎えるお盆を「初盆(はつぼん)」または「新盆(にいぼん)」と呼びます。「何を準備すればよいのか」「時期や服装、お布施はどうすれば」と戸惑う方は多いものです。この記事では、初盆の意味から時期、準備の進め方、服装やお供え・お布施の相場まで、葬儀社の視点でわかりやすく解説します。

初盆(新盆)とは?

初盆とは、故人が亡くなってから四十九日の忌明け後に初めて迎えるお盆のことです。通常のお盆よりも丁寧に供養を行い、親族や故人と親しかった方を招いて法要を営むのが一般的です。

ご先祖の霊が家に帰ってくるとされるお盆の中でも、初盆は故人にとって初めての里帰り。遺族にとっても、故人を偲ぶ大切な節目となります。

初盆はいつ行う?

お盆の時期は地域によって異なります。お住まいの地域の慣習に合わせましょう。

  • 8月盆(月遅れ盆):8月13日〜16日。全国的に最も多い時期です。
  • 7月盆(新盆):7月13日〜16日。東京の一部など都市部で見られます。

注意したいのは、四十九日の忌明け前にお盆が来る場合です。その年は初盆とせず、翌年のお盆を初盆とするのが一般的です。判断に迷うときは、菩提寺や葬儀社に相談すると安心です。

初盆の準備と進め方

初盆は通常のお盆より準備が多くなります。早めに段取りしておきましょう。

  • 日程・会場を決める:僧侶の都合を確認し、法要の日時を早めに押さえます。
  • 盆提灯を用意する:初盆では、絵柄のない白提灯を飾るのが習わしです。故人の里帰りの目印とされます。
  • 精霊棚(盆棚)を設ける:位牌や供物、季節の野菜・果物、故人の好物などを供えます。
  • 僧侶へ依頼する:読経をお願いする場合は早めに連絡します。
  • 会食・返礼品の手配:参列者を招く場合は、精進料理や引き出物を準備します。

白提灯は初盆限りで用いるもので、お盆が終わったら送り火で燃やすか、菩提寺に納める、または葬儀社に相談して処分します。

初盆の服装マナー

初盆の法要は、通常のお盆より格式を意識します。

  • 施主・親族:喪服(準喪服)または地味な礼服が基本です。
  • 参列者:黒や紺・グレーの落ち着いた平服でも構いませんが、案内に「平服で」とない限りは礼服が無難です。
  • 夏場の配慮:暑い時期のため、半袖でも可とする家庭も増えていますが、露出は控えめにします。

案内状に服装の指定がある場合は、それに従いましょう。

お供え・お布施の相場

初盆にかかるお供えやお布施の一般的な目安は次のとおりです(地域・寺院により異なります)。

項目 内容 相場の目安
お布施 僧侶への読経のお礼 30,000円〜50,000円程度
御車代 僧侶の交通費 5,000円〜10,000円程度
御膳料 僧侶が会食を辞退した場合 5,000円〜10,000円程度
参列者のお供え お金・お菓子・果物など 3,000円〜10,000円程度

お布施は白い封筒か奉書紙に包み、「御布施」と表書きします。金額はあくまで目安のため、迷ったときは菩提寺に直接尋ねても失礼にはあたりません。

精霊棚に飾るものと意味

精霊棚(盆棚)には、故人やご先祖をお迎えするための供物を飾ります。代表的なものと意味を知っておきましょう。

  • 精霊馬(しょうりょううま):きゅうりの馬となすの牛。故人が早く帰り、ゆっくり戻れるようにとの願いが込められています。
  • 季節の野菜・果物:旬のものをお供えし、実りへの感謝を表します。
  • 故人の好物:生前に好きだった食べ物や飲み物を供えます。
  • 水の子・閼伽水(あかみず):清らかな水や、なす・きゅうりを刻んだ供物で、すべての霊への施しとされます。
  • ほおずき:提灯に見立て、霊を導く灯りの意味があるとされます。

飾り方は宗派や地域で細かな違いがあります。浄土真宗のように精霊棚を設けない宗派もあるため、菩提寺の考え方に合わせるのが安心です。

よくある質問

Q. 初盆と普通のお盆は何が違いますか?

A. 初盆は忌明け後に初めて迎えるお盆で、白提灯を飾り、僧侶を招いて法要を営むなど、通常のお盆より丁寧に供養する点が異なります。

Q. 初盆に招かれたら何を持参すればよいですか?

A. 「御仏前」や「御供物料」として現金を包むか、お菓子・果物・線香などのお供えを持参します。金額は3,000〜10,000円程度が目安です。

Q. 初盆の法要は必ず行わなければいけませんか?

A. 必須ではありませんが、区切りの供養として営む家庭が多くあります。規模は家庭ごとに異なり、身内だけで静かに行っても構いません。

まとめ

初盆(新盆)の準備のポイントを整理すると、次のとおりです。

  • 初盆は忌明け後に初めて迎えるお盆。時期は地域で7月盆・8月盆に分かれる
  • 白提灯・精霊棚を用意し、僧侶へ早めに依頼する
  • 服装は施主・親族は喪服、参列者は地味な平服でも可
  • お布施は3〜5万円、御車代・御膳料は5千〜1万円が目安

初盆は、故人を初めてお迎えする大切な供養の機会です。ファミリーホールでは、初盆の準備や法要に関するご相談も承っておりますので、分からないことがあればお気軽にお尋ねください。