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仏壇の選び方と置き場所|種類・価格相場・購入時期の目安を葬儀社が解説

ご葬儀の豆知識

仏壇の選び方と置き場所|種類・価格相場・購入時期の目安を葬儀社が解説

2026年07月29日

四十九日や一周忌を前に、「そろそろ仏壇を用意したいけれど、種類や価格、置き場所が分からない」と悩まれる方は少なくありません。仏壇は、故人やご先祖をおまつりし、日々手を合わせる大切な場です。この記事では、仏壇の種類から価格相場、置き場所や向きの考え方、購入時期の目安まで、葬儀社の視点でわかりやすく解説します。

仏壇とは?その役割

仏壇とは、ご本尊(各宗派の信仰の対象)や位牌をおまつりし、故人やご先祖に手を合わせるための場です。もともとは家庭の中の小さなお寺ともいわれ、信仰の中心であると同時に、故人を身近に感じ、日々の感謝や報告を伝える場所でもあります。

近年は住宅事情や暮らし方の変化に合わせて、仏壇の形も多様化しています。まずは種類を知り、ご家庭に合ったものを選びましょう。

仏壇の種類

仏壇は大きく三つのタイプに分けられます。それぞれの特徴を押さえておきましょう。

種類 特徴 向いている方
唐木仏壇 黒檀・紫檀など銘木の木目を生かした伝統的な仏壇 落ち着いた和室に置きたい方
塗り仏壇(金仏壇) 漆塗りに金箔を施した華やかな仏壇。宗派で仕様が異なる 格式を重んじる方
モダン仏壇(家具調) 洋室に合うシンプルなデザイン。コンパクトなものも多い マンション・洋室の方

宗派によって、ご本尊や仏具の並べ方、金仏壇の仕様が決まっている場合があります。菩提寺がある場合は、事前に確認しておくと安心です。

仏壇の価格相場

仏壇の価格は、種類・大きさ・素材によって幅があります。一般的な目安は次のとおりです(あくまで目安で、店舗や仕様により異なります)。

  • モダン仏壇(上置き・コンパクト):10万〜30万円程度
  • 唐木仏壇:30万〜100万円程度
  • 塗り仏壇(金仏壇):50万〜150万円以上

これらに加え、ご本尊・位牌・仏具(花立・香炉・ろうそく立てなど)の費用も必要です。総額でいくらになるかを確認し、無理のない範囲で選びましょう。価格の高さよりも、日々手を合わせやすいかどうかを大切にすることをおすすめします。

置き場所と向きの考え方

仏壇を置く場所や向きには、いくつかの考え方があります。厳密な決まりというより、宗派や地域の慣習・暮らしやすさで選ぶのが実際的です。

  • 南向き(南面北座):仏壇を南向きに置く、古くからある考え方です。
  • 東向き(西方浄土):西に極楽浄土があるとされ、東向き(西を拝む)に置く考え方です。
  • 本山中心:宗派の本山の方角に向かって拝めるように置く考え方です。

いずれの場合も、直射日光や湿気を避け、家族が自然に手を合わせられる場所を選ぶことが大切です。仏壇は木製品のため、エアコンの風が直接当たる場所や水回りの近くは避けましょう。

購入時期の目安

仏壇の購入に「いつまで」という厳密な決まりはありませんが、一般的には次のタイミングが目安です。

  • 四十九日法要まで:白木位牌から本位牌へ替える四十九日を区切りに用意する方が多いです。
  • お盆・お彼岸・一周忌:区切りの法要に合わせて用意するケースもあります。
  • 新築・リフォーム時:住まいの節目に合わせて用意することもあります。

仏壇の製作や納品には時間がかかる場合があるため、法要に合わせる場合は早めに検討を始めると安心です。

仏壇を購入するときのチェックポイント

後悔しないために、購入前に次の点を確認しておきましょう。

  • 置き場所の寸法を測る:高さ・幅・奥行きに加え、扉を開いたときのスペースも確認します。
  • 宗派に合うか:ご本尊や仏具の仕様が宗派で異なります。菩提寺があれば確認しておきます。
  • 仏具一式が含まれるか:本体価格に仏具が含まれるかで総額が変わります。内訳を必ず確認しましょう。
  • アフターサービス:木製品のため、修理やメンテナンスに対応してくれる店かどうかも大切です。

複数の店舗やカタログを比べ、実物を見て選ぶと納得感が高まります。急いで決めず、ご家族で相談しながら選ぶとよいでしょう。

よくある質問

Q. 仏壇は必ず用意しなければいけませんか?

A. 義務ではありません。住宅事情や考え方により、コンパクトな仏壇や、位牌と小さな供養スペースだけを設ける方も増えています。ご家庭の状況に合わせて選んで問題ありません。

Q. 仏壇を置く方角が決まりどおりにできません。大丈夫ですか?

A. 問題ありません。向きは絶対的な決まりではなく、直射日光や湿気を避け、家族が手を合わせやすい場所を優先して構いません。

Q. 古い仏壇を処分して新しくしたいときはどうすればよいですか?

A. 古い仏壇は、閉眼供養(魂抜き)を行ってから処分するのが一般的です。菩提寺や仏具店、葬儀社に相談すると手配してもらえます。

まとめ

仏壇の選び方のポイントを整理すると、次のとおりです。

  • 種類は唐木・塗り(金)・モダンの3タイプ。住まいや宗派に合わせて選ぶ
  • 価格はモダンで10万〜、唐木30万〜、塗り50万〜が目安。仏具代も見込む
  • 向きは南向き・東向き・本山中心などがあるが、日光・湿気を避け拝みやすさを優先
  • 購入は四十九日を目安に、余裕をもって検討する

仏壇は、故人やご先祖と向き合い、日々手を合わせるための大切な場です。ファミリーホールでは、仏壇・仏具や供養に関するご相談も承っておりますので、分からないことがあればお気軽にお尋ねください。